にしの頭ん中

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筋肉質なスタバの店員さんには勝てない

僕は人との争い事をあまり好まない。勝ち負けにもこだわりが無い。自分が勝ってるとか、誰々には勝てないとか、基本どうでもいい。

それでも、この人種にはどうやっても勝てない、勝てる要素が無い、と思わざるを得ない方々がいる。


 

筋肉質なスタバの店員だ。

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スタバの店員さんはみんな、ステキな接客をしてくれる。忙しくても、僕相手にでも、いつもステキでいてくれる。スタバの接客態度で不満を持ったことは一度もない。本当によく教育されていて、意識高く仕事をしている。

女性店員が多いイメージだが(そしてなんとなく可愛い人が多い気もするがそれは個人の好みの差だろう)もちろん男性店員もいる。例に漏れず、ステキな接客をしてくれる。もちろん僕相手にでも。


彼ら男性店員は丁寧な接客に笑顔を絶やさずハキハキと喋る。そこにはチャラさなど微塵もなく、誠実な人柄がびしびし伝わってくる。列に並ぶ人にはサッとメニューを渡し、迷う人にはオススメ商品を提案する。刈り上げた横髪も、当てられたパーマも、全てが加算ポイントになっていく。この男達からは、男特有のバカ心も下心も見えない。

 

それでいて、筋肉質なのである。

 

調理場から見える広々とした背中。ミキサーを力強く持ち上げる袖捲りした腕。ホイップクリームを投入する際に浮かぶ腕の血管。商品手渡し時に初めてわかるゴツゴツした指。これらの動作を流れるようにこなすブレない体幹。商品の待ち時間は彼らにとってのアピールタイムだ。

 

そして待ちに待った商品が出来上がった頃には、ステキな白い歯を見せニコリと微笑み、それまでの猛々しさとは違った柔和な表情を見せてくれるのである。

 

これが筋肉質なスタバの店員だ。どこをどう見ても勝てる要素が何一つないことがおわかりいただけるだろう。いや、勝とうと思うことがおこがましい。そもそも勝負のフィールドに全く立てていない。彼らとは積み上げたものが違う。その腕はただホイップを乗せてきただけではないのだ。

 

はあ。

溢れたため息を残ったフラペチーノと共にズズッと吸い上げ席を立つと、それに気づいた男性店員が空きカップを持っていってくれた。


筋肉質なスタバの店員の前ではゴミも自分で処理させてもらえない。負け方すら選べないのである。

 

 

 

 

以上にしまーるでした。