今日も坂道の話がしたい

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西野七瀬の卒業によって、アイドルに抱く理想は「友情」なんだと気付いた

乃木坂46のなあちゃんこと西野七瀬が卒業を発表した。

 

これまであまり実感がなかった。それはおそらく公の場での発言がなかったからだと思う。けれども、「グータッチ」を皮切りに様々なメディアで卒業の話題が上がり、本人の声や思いを耳にするようになった。ああやっぱり卒業するんだなあと改めて寂しくなった。

 

 芸能界は続けるらしいのでその姿を見れなくなるわけではないけどやっぱり寂しい。それが多くの乃木坂ファン、なあちゃんファンの総意だと思う。二度とその姿を見られなくなるわけではないのになぜこうも寂しく感じるのか。それは、乃木坂での姿が見られなくなるから。じゃあ乃木坂での姿って?

 

それは、メンバーと一緒にいる時に見せる姿。

 

ダンスもステージ上での表情も魅力的ななあちゃん。その姿がもう見られなくなるのかと思うと確かに残念ではある。けれどもそれ以上に、メンバーとふざけあっている姿、メンバーの面白い言動に大笑いする姿、メンバーの肩や背中に甘える姿、何気ない会話や思い出を語り合う姿・・・メンバーと一緒にいる時の表情豊かななあちゃんがもう見られなくなるのが、とても寂しい。

 

ああ寂しいなあと落ち込んでいると、ふと、あることに気づいた。あれ?もしかして、なあちゃんの周りにある「友情」が見れなくなることに寂しさを感じている・・・?

 

なあちゃんは今後もテレビやドラマに出演し、笑顔を見せることもあると思う。けれどもその笑顔は、乃木坂メンバーとの友情によって引き出されたものではない。真剣な表情を見せることもあるだろう。けれどもその表情からは乃木坂メンバーとの絆は伺えない。どうやら僕は、なあちゃんの周りに写る友情が好きだったみたいだ。なあちゃんの表情や仕草から乃木坂の仲の良さが垣間見えることが楽しかったのだ。なあちゃんが卒業したらその楽しさが一つなくなってしまう。だから寂しいんだ。

 

乃木坂はみんな仲良さげに見える。こちらはその仲睦まじい様子にほっこりし、嬉しく思い、楽しくなる。けれども、テレビ越し握手越しでしか会えない僕らには本当に仲が良いかどうかはわからない。だからこれは理想だ。仲良くあってほしいと願っている。仲が良いはずだと信じている。メンバーの友情が確かなものであるはずだと理想を抱いているのだ。

 

なあちゃんだけでなく若月佑美能條愛未も卒業することが決まった。卒業の話題に触れる度に寂しくなり、メンバーと仲良くやっている姿が頭に浮かぶ。メンバーにいじられた時の笑顔。メンバーに頼られている時の真面目な顔・・・そんな表情の向こう側にあったメンバーとの友情がまた一つ、また一つと乃木坂で見られなくなっていく。本当に寂しい。でも乃木坂には若いメンバーやまだ表に出てきてない魅力的なメンバーがたくさんいる。月日を重ねるに連れてメンバー同士もより一層仲良くなっていくだろう。いや、仲良くなってほしい。

これからも乃木坂メンバーが仲良くいてくれることを願い、「友情」に理想を抱きながら楽しみたいと思う。