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日向坂46を中心に坂道グループについて語ってます

日向坂46デビュー曲「キュン」が流行しそうな伏線だらけ

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3月27日、「けやき坂46ひらがなけやき)」から改名した「日向坂46」が待望のCDデビューを果たす。

 

デビューシングルのタイトルは「キュン」。
あれ?この曲・・・もしかすると・・・世間的に流行る・・のでは?
という伏線だらけなのでデビュー前に紹介しておきます。


そんな気になる「キュン」はこちら↓

www.hinatazaka46.com

 

 

1.ダンスに名前がつけられている

「キュン」のイントロ部分には手をくねらせる特徴的なダンスがあり、それをメンバーやメディアが「キュンキュンダンス」と、声高に叫んでいる。このダンスに名前をつける遊びがとても重要です。
ここ数年で流行った曲には全て、特徴的なダンスとそれをシンプルに表す呼び名がある。例を挙げると、

 

・USA/DA PUMP→「いいねダンス」
・R.Y.U.S.E.I/三代目J SOUL BROTHERS→「ランニングマン」
恋するフォーチュンクッキー/AKB48→「おにぎり」
・恋/星野源→「恋ダンス

 

など。
これはメディアが紹介する際にも便利だし、日常会話の中でも使いやすい。Mステのテレビ画面の右上隅の方に、

「キュンキュンダンス」に注目!

という文字が入ることは目に見えています。

 

おじさん「あの新しい坂道知ってる?なんだっけ?」
おっさん「ああ、あのキュンキュンダンスだろ?(手くねくね)」
おやじ「キュンキュンダンスも知らないんじゃ若い子についてけないぞ」

 

こんな加齢臭漂う会話が容易に想像できる。

 

2.真似したくなる癖になる振り付け

この「キュンキュンダンス」だが、如何せん真似したくなる。体がウズウズしてくる。

ぱっと見の印象は、なんか難しそうなことやってるな、という感じ。しかし随所に可愛さばらまく振り付けや、真似できそうなワンポイントの振りが多い。これがウズウズの正体だ。
振付師のコメントによると、真似したくなるような振り付けを意図的に入れたらしい。まさに術中にはまってしまった。


このままだと主観で終わるので、客観的な情報を1つ。
ライブ参戦した時に、僕の隣が女子二人組だった。この日に「キュン」が解禁されたのだが、隣の女子がとても楽しそうに振り付けをまねっこしながらふざけあっていたのである。
また、曲が終わってからも、「あそこのフリ可愛いよね」と会話しながらふりをまねしていたのだ。ライブに来ているファンだからこそ興味を持っているとも言えるが、女子の心に「キュン」とくるものがあるに違いない。

 

3.世間が次のダンスを求めている

世間がダンスを真似するようになったのはいつからだろう。おそらく承認欲求に呪われた頃ぐらいからだろうが、依然として世間は踊りたがっている。
マルマルモリモリぐらいから続き、
妖怪体操

恋するフォーチューンクッキー

ランニングマン

恋ダンス

と変遷していき、記憶に新しい「いいねダンス」ブームがようやく落ち着いてきた。今ドヤ顔で「いいねダンス」を踊っているとちょっと古い。
そんなわけで世間は、今、次のダンスを求めている。4月に向けて歓迎会や花見で用いるわかりやすく盛り上がるパフォーマンスが欲しいのだ。

そこに「キュン」はうってつけ。
おじさんたちよ、「キュンキュンダンス」を踊ってキモ可愛さと親しみやすさを女子社員にアピールする時が来た。

立ち上がれ!!

 

4.体が勝手に動きやすい曲調

ファン贔屓目かもしれないが、メロディーが跳ねる感じでリズミカルに進んでいくので体が乗りやすい。実際にライブ現場でも曲に合わせてリズムに乗ってるファンを見かけた。
また、Aメロ前、Bメロ前に入る

「デケデン、デケデン、デケデン」

も体を揺らしたくなるような不思議な音だ。
スーパーで流れているだけでも軽やかに跳ねるように歩きたくなってくる。
日向坂46の曲だから嬉しいんじゃなくて、「キュン」だから嬉しくなる。そんな感じ。

 

5.カラオケで盛り上がりやすい

カラオケで盛り上がる歌は自然と聞く機会が増えるので覚えやすく流行りやすい。
この「キュン」はライブの盛り上がりが特徴の日向坂46を意識したのか、一緒にカラオケで歌いやすい箇所が多い。

・冒頭→キューンキュンキュン!
・Aメロ→Sunday 、Monday、の曜日の箇所
・サビ前→好きだよ(小声で)

などである。
知らない曲で盛り上がるのはなかなか難しいが、これだけ真似ポイントが多いとなんとなく盛り上がり方がわかる。流行においては、容易に真似できる点はポイントが高い。

サビ前に小声で「好きだよ」「かわいい」というセリフを若い女子社員に言わせて勝手に盛り上がり、翌日女子社員に嫌われる姿が想像できる。それぐらい流行りそうだということだ。

 

6.キャピキャピしすぎてない

先日、坂道テレビで初めてテレビでフルサイズの「キュン」を見た。そこでわかったのは、ずーっと見てられるってこと。
ファンだからだろ、とおっしゃるかもしれないが、僕はあまりキャピキャピしてるものはなんだか恥ずかしくなって長くは見てられない。そんな僕がずーっと見てられたということは、程よい可愛さだということ。
ずーっと見てられるというのは真似をする、つまり繰り返し映像を見る上ではとても大事なことである。

 

7.イチローがTシャツを着ていた

3月22日に突如引退を発表したスーパースター、イチロー
彼は、キャンプの時期にちょっと変わったTシャツを着てメディアの前を横切る、というのがお決まりになっています。そんなイチロー選手がかつて着ていた衝撃のTシャツがある。

まず、全体のカラーが空色。これは日向坂46のイメージカラーと一緒。
そのシャツにデカデカとプリントされていたのが、

 

キュン♡

 

まさかまさかの一致。色か文字どちらかが一致することなら偶然あり得るだろうが、両方一致はもう奇跡。そんなイチローがこのタイミングで引退したのは、伏線としか言いようがない。

(なお、著作権等の関係でTシャツの写真を載せるのはやめておくのでご自身で探してみてください。)

 

 8. TikTokに動画を公式であげた

ここまでくるともはや伏線でもなんでもなく、バズらせようと意図的に取り組んでいることが見え見えだが、それもここまでの一連の流れがあってのこと。
TikTokに疎くて最新事情がどうなってるのかわからないが、とりあえず若い女子に踊って欲しいことはわかる。
TikTokで流行っていることを知っていることをアピール合戦が始まれば流行は目前なので、おじさんや一般人は頑張りましょう。

最後に

8つもの伏線が見つかった。これが回収されるには

「キュン」の国民的大ヒット

しかありえない。こんな壮大な伏線をあの秋元康が放っておくとは思えない。

乃木坂46欅坂46に続いて3つ目の坂道グループとなる日向坂46だが、これら「坂道グループ」には、国民が口ずさめる代表曲がありません。もしかすると、日向坂46の「キュン」がそれを担うことになるかもしれません。

本格的に流行りだす前に踊って口ずさめるようになっておくと、いいことがあるかもしれませんよ?

www.hinatazaka46.com